未来のバーチャルファッションはどうなる?「"バ先はMetaMeです。"どこゆびバーチャルファッション夜明け前!Special特攻配信―ファファファのファッ!?の巻―」を開催!サンリオ×アダストリア×MetaMeのコラボ配信イベント
MetaMeは2024年9月21日、東京・お台場にあるdocomo R&D OPEN LAB ODAIBAにてコラボ配信イベント「"バ先はMetaMeです。"どこゆびバーチャルファッション夜明け前!Special特攻配信―ファファファのファ!?の巻―」を開催しました!
今回のイベントは、SHOW BY ROCK!!の世界から特別に参加いただいた、有栖川メイプル社長(BANDED ROCKING RECORDS)、町田雄史さん(株式会社サンリオ SHOW BY ROCK!!プロデューサー)、育良啓一郎さん(株式会社アダストリア)、吉田直政さん(株式会社NTTドコモ R&D 戦略部 社会実装推進担当部長)をお迎えし、MetaMeとMetaMe公式YouTubeチャンネルで同時生配信!
同接1000名以上が見守る中、株式会社アダストリア メタバース担当の育良さんによる講演『未来のバーチャルファッションとは!?』と、アニメ『SHOW BY ROCK!!』に登場する男子高校生バンド「DOKONJOFINGER(通称:どこゆび)」の3D新衣装のイラストを募集する企画「DOKONJOFINGER(どこゆび)3D衣装は募集です。よろしくお願いしまーーーーす!!!!」の優勝作品の発表が行われました!
テーマは推しのハレ舞台に必ず必要になる『ファッション』。
その背景には「創作活動を楽しんでほしい!」「一緒にIPを盛り上げてほしい!」「自分のデザインをいいねと言ってもらえる喜びを知ってほしい」そして「ファンの皆さんと推しのコミュニケーションをより加速したい」そんな想いがありました。
MetaMeでの配信の様子。一時入場制限がかかることも。
冒頭の講演『未来のバーチャルファッション』では、国内の大手アパレル企業である株式会社アダストリア メタバース担当の育良さんがバーチャルファッションの今とこれからについて熱弁。ファッション特化型メタバースプラットフォーム『StyMore(スタイモアー)』を運営する育良さんだから語ることができる、リアルとバーチャルが融合した未来には視聴者からも「すげー!」「ここまで時代が進んだか…」などのコメントが寄せられました。さらに国内のメタバース市場規模が2028年には3兆円に達するという分析結果が紹介されると、有栖川メイプルさんも「国内だけでもこんなに!?驚きですぞ」と驚きの声を漏らしていました。
あなたがデザインした衣装を推しが着てくれる、そんな未来はもうすぐそこまで来ているのかもしれません。
株式会社アダストリアが運営するファッション特化型メタバースプラットフォーム『StyMore(スタイモアー)』
すでに自社ブランドではリアルとバーチャルの融合が進んでいる
そしていよいよアニメ『SHOW BY ROCK!!』に登場する男子高校生バンド「DOKONJOFINGER(通称:どこゆび)」の3D新衣装のイラストを募集する企画「DOKONJOFINGER(どこゆび)3D衣装は募集です。よろしくお願いしまーーーーす!!!!」の優勝作品発表。
優勝作品は『SANRIO Virtual Festival 』の「どこゆびミニライブ」でどこゆびメンバーが着用予定ということで、どの作品が選ばれるのか注目が集まっていました。
今回のコラボイベントでは、数多く寄せられたエントリー作品の中から21作品が紹介されました。
その中から衣装アイデアのおもしろさ、「どこゆびがライブで着てそう!」感、3Dモデルでの実現性などの審査基準をもとに最終審査に進んだ5作品、さらに優勝作品が決定しました。
エントリー作品は、ストリートファッションやスポーツスタイル、法被スタイルなど和洋問わずさまざまなジャンルの衣装があり、それぞれの作品に審査員の4名からコメントがされました。
ハイクオリティなエントリー作品にコメントが止まらない審査員4名
育良さんが「この服そのままほしいもん!」とコメントすれば、町田さんからは「この衣装の袖は楽器を演奏するときに邪魔にならないようにデザインされてますね!」と音楽コンテンツであるSHOW BY ROCK!!プロデューサーならではの視点からコメント。
有栖川さんからも、「すごいクオリティですぞ、プロとしてお仕事されている方なのでは!?」と称賛が止まりませんでした。
優勝作品はkiwoさんが制作した作品。テーマは法被×ジャージ。
生配信のコメント欄でもそれぞれのお気に入り作品へのコメントが飛び交う中、優勝作品に選ばれたのはkiwoさんが制作した作品!
法被×ジャージがテーマのこの作品。優勝作品へは審査員全員から選出理由が語られました。
吉田さん「炎のメラメラ感がどこゆびの演奏にぴったりなんじゃないかと思います。自分も(この法被を)着て一緒に応援したい!」
育良さん「トータルで見たときのハレの日という雰囲気がすごくいい。3Dで重要な揺れがバランスよく取り入れられている。ステージ映えする要素が多くて、メタバースなら衣装の炎を実際に動かすことができそうだなとか考えました。」
町田さん「楽器演奏を配慮した右腕の肩出しというデザイン、気遣いに惚れました!」
有栖川さん「ライブで活躍するシーンはもちろんのことですが、加えて学校の屋上でやんちゃするどこゆび4人の姿もブワワワーっと浮かびましたぞ!つまり『どこゆびが着てそう』というポイントをつよつよに感じましたので、選ばせていただきましたぞ〜(●´ω`●)☆」
数多くの素敵な作品を見て有栖川さんも大満足のご様子
最後には町田さんからこれまでに開催されたサンリオVFesの裏側を一部ご紹介いただきました。
グリーティングなども含めるとサンリオVFes 2024の期間中の総イベント数は500以上もあります。これを実現できたのは関わってくださったクリエイターさんたちのおかげです。
VFes2023が終了してからすぐに2024年冬開催のVFesに向けた振り返り、コンセプトの設計や新規コンテンツ・企画出しなどに取り組んだ軌跡を語る町田さん。
その中の一つ『SHOW BY ROCK!! ましゅまいれっしゅ!! キセキかもしれないレゾナンス(通称:キセレゾ)』は監督を務めた「0b4k3さん」を筆頭とするクリエイターチームが、こだわり抜いて作り上げた作品で、『「好きという気持ち」を、貫くことや、表現すること』が、ショーの中に表現されており、制作の経過や出来上がりを見た時の「あ、これとんでもないものになっているかも…!」という気持ちや、ワクワクが本当にあった作品だったと振り返りました。
本作品の進行役を担当していた町田さんは、「どんどん作品が良くなっていくのが嬉しくて、納品期日を守れなくなっちゃって、Vfesのプロデューサーから『期限自体を責任者のあなたが守らなくてどうする』と怒られてしまい…。今となっての笑い話なのですが、正直公開されるまで、「やっちまったな感」もめちゃくちゃありました。」と裏話を公開して笑いを誘いました。
サンリオVfesでハイクオリティで話題になった「キセレゾ」
先行配信されたVRアーティスト キヌさん制作の「Musical Treasure Hunt—Spectral Remix」
エンディングではSANRIO Virtual Festival 2024 Summer Editionの一部先行配信が行われ、今回、新たに制作された作品をご紹介しました。サンリオバーチャルフェスティバルでも活躍するVRアーティストのキヌさんが監督を務めた本作「Musical Treasure Hunt—Spectral Remix」は、この Summer Editionのために新たに制作された有料のバーチャルショーで、サンリオの世界観の中で音楽の素晴らしさが美しい色や光で表現された作品です。視聴者の皆さんだけでなく現場スタッフも画面に釘付けとなり、思わず息を呑んでしまう中でイベントは幕を下ろしました。